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10月17日は「十三夜」です。

【投稿日】2013年10月14日 【カテゴリー】お知らせ  

【 二度のお月見 】

日本では、秋に二回名月を鑑賞する習慣があります。旧暦8月15日(今年は新暦9月19日)の「十五夜」が一回目で、二回目は旧暦9月13日の「十三夜」となり今年は新暦10月17日となります。十五夜は、「中秋節」に満月を愛でる中国の観月習慣が平安時代に日本の宮中に伝わったものですが、十三夜は、純粋に日本で生まれた風習で、宇多法皇(867〜931年)が満月二日前の少し欠けた月を愛で、「無双」と賞したことがその始まりとされています。両者の月見の間隔は一ヶ月も離れておらず、このような場合にはどちらかの月見の習慣が廃れたりするものですが、幸いな事に十五夜に月見をしたら必ず十三夜にも月見をしないと縁起が悪いとする「片月見」風習が古くに生まれたために、どちらの月見の習慣も失われずに済んだのではないかとされています。
十五夜は里芋などの収穫時期で「芋名月」、十三夜は芋類よりも収穫が遅い栗や豆の時期で「栗名月」「豆名月」と呼ばれます。

【 月とうさぎの話し 】

月でお餅をついている「月うさぎ」は有名ですが、その由来はと聞かれても返答に困ってしまいます。実は、月うさぎは古代インドの仏教神話に由来するものなのです。しかし、その神話は、子供に話し聞かせるには少し辛い内容で、可愛い月うさぎの部分だけがピックアップされ、あらすじ全体が童話や昔話として伝わることはなかったのではないでしょうか。そのお話とは…
『昔々、サルとキツネとウサギが、食べ物を乞う道倒れの老人に出会いました。3匹は老人を助けようと、サルは果物や木の実を、キツネは川から魚を、しかし、ウサギは何も採ってくることが出来ませんでした。老人の役に立てないことに心を痛めたウサギは、「私を食べてください」といって火の中に跳び込み、自分の身を老人に捧げました。実は、その老人とは、3匹の行いを試そうとした帝釈天(タイシャクテン)という神様だったのです。そんなウサギを哀れんだ帝釈天は、自分の身を捧げて人を助けようとする行いを皆の手本として伝えようと、黒く焼けてしまったウサギを永遠に月に置くことにしました。』という話しです。
月に浮かぶウサギの影は、中国では薬草を手臼で挽く姿、韓国では日本と同じく臼と杵で餅をつく姿とされています。


 

 

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