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本日、旧正月(春節)を迎えます。

【投稿日】2012年01月23日 【カテゴリー】お知らせ  

旧正月と言えば2月中旬ごろのイメージがありますが、今年の旧正月は早く巡ってきました。
1月下旬はまだ新年会の期間で忙しく、福新楼では春節の飾り付けをバタバタと行うこととなりました。飾りをするとやっぱ中国のお正月らしくなりますね。

【 春節とは 】旧暦の元旦(旧正月)のことです。この日、アジア諸国の大半は旧暦の旧正月を祝い、新暦の正月ですでにお祝いを済ませているのは日本の他わずかです。特に中国圏では旧正月を「春節」と呼んで盛大にお祝いをする習慣があります。春節の期間は十五日間なのですが、それは旧暦が「月齢」を基としていることに関係しています。月齢の周期は新月から始まり満月で終わる約十五日間で、旧暦の元日は新月で始まり、十五日後に満月を迎えこととなります。その月齢の周期をお正月(春節)期間としているのです。そして、春節の最終日には無事に正月を終えられることに感謝し「元宵(えんしょう)節」としてお祝いをします。元宵とは「最初の満月の夜」という意味で、その日の夜には一家団欒の象徴として、満月の形に似せた丸餅や団子を家族で食べる習慣があります。その中でも人気の団子「胡麻付き揚げ団子」は中国語で別名「元宵」と呼ばれ、それは揚げたゴマ団子の色形が満月お月様の姿にそっくりだからに他ありません。また、日本でお正月にお餅を食べる習慣は、この習慣が伝わったものとされています。

芝麻元宵

【 春節と餃子 】中国では春節に餃子を作って食べる風習があります。この風習は、明の時代(十四世紀)に始まり、清の時代(十七世紀)に定着したとされています。これは新年の縁起担ぎによるもので、餃子の形は、当時のお金「元宝銀」(下写真)に似ているために富貴の象徴として、更に餃子の中国語読みの「ジャオズ」が、子を授かるの意「交子(ジャオズ)」と音を同じくするために多子に繋がる縁起の良い正月の行事食として普及したと言われています。その際に食される餃子は水餃子(茹で餃子)で、中国で餃子と言えば水餃子のことを指します。日本人の大好きな「焼餃子」は、中国人からすると「水餃子の残りを鍋に貼付けて焼いたもの」程度の扱いで「鍋貼(コォティエ)」と呼ばれ、寂しことながら餃子とは認めてもらっていません。また、韓国では餃子のことをマントゥ(饅頭)と呼びます。中国で饅頭は具入りの蒸した餅のことで、餃子も小麦粉の皮の中に具を入って似た様なものであることから、中国から韓国に餃子が伝わる際にどこかで行き違いがあったのでしょう。面白い話です。

元宝銀

 

水餃子

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